【10月27日 AFP】タイ南部沖の高級リゾート、ナカヤイ(Naka Yai)島のビーチに、魚の死骸が大量に打ち上げられているのが見つかった。プーケット(Phuket)県の水産当局者が26日、AFPに語ったところによると、白い砂浜が続くビーチにポニーフィッシュと呼ばれる魚の死骸が延々と300メートルにわたって散乱しており、腐臭が一面に漂っているという。

 魚の死因については現在、調査中だが、当局者は「水質を検査したところ、魚の大量死の原因になり得ないことが分かった」と述べ、水質汚染が死因である可能性を排除。死骸は地元の漁師らが投棄したものとの見方を示した。

 生きたポニーフィッシュは家畜の飼料の原料として売れるが、死んだものには商品価値がない。(c)AFP