【10月25日 AFP】サッカースペインリーグ(La Liga)は24日、延期されたFCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)による「エル・クラシコ(El Clasico)」を12月18日に開催するという同国サッカー連盟(RFEF)の決定に異議を申し立てる意向を示した。

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 当初カンプ・ノウ(Camp Nou)で今月26日に行われるはずだった同国伝統の一戦は、カタルーニャ(Catalonia)自治州で独立派の抗議活動が激化していることから延期になっていたが、連盟は23日、両クラブ間で合意に達したとして新たな日程を発表していた。

 リーグ側は12月4日か同7日での開催を提案。12月18日に反対する理由として、延期となった試合は最短の日付で実施すべきという規定があり、それは12月4日であること、またクラブには試合日を決める決定権がないことを挙げた。

 さらに、リーグ側は試合の放送を考慮して日程を決める責任を負っていること、12月18日には国王杯(Copa del Rey 2019-20)の日程が組まれていることも反対する理由に挙げている。(c)AFP