【10月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は22日、グループD第3節が各地で行われ、ユベントス(Juventus)はパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が後半の2分間で2ゴールを奪い、ロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)を2-1で下した。

 ホームで先制されながらも逆転勝利を収めたユベントスのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、慌てることのなかったチームを称賛した。

 イタリア・セリエA王者のユベントスは30分、アレクセイ・ミランチュク(Alexei Miranchuk)にゴールを許しロコモティフにリードされたが、ディバラが77分に同点弾をマークすると、79分にも逆転ゴールを記録。3試合を終え勝ち点7のユベントスは、決勝トーナメント進出に向け順調に進んでいる。

 ユベントスはアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との初戦を引き分け、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)には3-0で勝利していた。

 ユベントスのサッリ監督は「失点すると、試合は難しいものになった」とコメントした。

「だが、チームは慌てることなくうまくプレーした。立て直せるのは分かっていた」と指揮官は語ると、高い支配率を残し、多くのシュートを放ったとして、「良いプレーができた」と続けた。

 ユベントスは支配率で圧倒したものの、なかなかロコモティフのゴールを陥れることができず、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)はフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)のクロスから序盤にチャンスを得たが、シュートはゴールの上に飛んだ。

 結局ロナウドに得点は生まれず、チャンピオンズリーグで34の異なるチームからゴールするという記録を達成することはできなかった。

 同組の他の試合では、ホームのアトレティコがレバークーゼンに1-0で勝利。この結果、7ポイントでユベントスに並び、ここまで勝ち点3のロコモティフは3位につけている。(c)AFP/Emmeline MOORE