【10月20日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2019)第16戦の日本GPは20日、MotoGPクラスの決勝が行われ、すでに総合優勝を確定させているレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が今季10勝目を挙げた。マルケスの日本GP制覇は、ここ4年で3回目。

 ホンダにとってのホームGPで自身初のポールポジションから出たマルケスは、スタート直後こそペトロナス・ヤマハSRT(Petronas Yamaha SRT)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)にリードを奪われたが、すぐにトップの座を取り戻すと2周目からは主導権を握った。

 レース序盤に1秒の差をつけたマルケスは、最終的にクアルタラロを2位、ドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)を3位に抑えた。

 僅差で2位に入るのは、ここ最近で3度目となったクアルタラロは、今シーズンの新人王に輝いた。またドビツィオーゾにとっては、全クラス通じてキャリア通算100回目の表彰台獲得となった。(c)AFP