【10月20日 AFP】ラグビーW杯日本大会（Rugby World Cup 2019）は20日、準々決勝が行われ、ウェールズが14人になったフランスから20-19の逆転勝利を挙げ、4強入りを果たした。

　フランスは9点差をつけて迎えた後半9分、先制トライを挙げていたセバスティアン・ヴァーマイナ（Sebastien Vahaamahina）がウェールズのアーロン・ウェインライト（Aaron Wainwright）への肘打ちで退場となり、一瞬の狂気の代償を支払うことになった。

　8年前の2011年大会でフランスに8-9で敗れていたシックスネーションズ（Six Nations Rugby 2019）現王者のウェールズは、ヴァーマイナの退場でフランスのハードワークが無意味なものになるまで苦しんでいた。

　それでも、終盤にロス・モリアーティ（Ross Moriarty）がトライを記録したウェールズは、この日すべてのキックを蹴り込み10ポイントを記録したダン・ビガー（Dan Biggar）のコンバージョンで逆転を果たし、南アフリカと日本の勝者と対戦する準決勝に駒を進めた。(c)AFP