【10月19日 AFP】アフガニスタン東部のモスク(イスラム礼拝所)で18日、金曜礼拝の最中に爆発があり、少なくとも62人が死亡した。当局が明らかにした。

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 ナンガルハル(Nangarhar)州知事報道官がAFPに語ったところによると、負傷者は少なくとも33人に上るという。国内で発生した攻撃による死者数としては、今年2番目に多い。

 同報道官は爆発について、「モスク内に設置された爆発物」によって起きたと説明した。一方、旧支配勢力タリバン(Taliban)を含むその他の情報筋は、モスクが迫撃砲を受けた可能性があるとしている。

 タリバンの報道官は、同組織は「この残虐行為を最も強い言葉で非難する」と表明し、攻撃を「重大犯罪」と呼んだ。

 ナンガルハル州ではイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の活動も活発となっている。

 これに先立ち国連は17日、新たな報告書を発表し、アフガニスタンで7~9月に「先例のない」人数の民間人死傷者が出たと指摘していた。(c)AFP