【10月18日 AFP】サッカースペインリーグ(La Liga)は17日、同国サッカー連盟(RFEF)に対して、12月に予定されているビジャレアル(Villarreal CF)対アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦の米マイアミ開催を要請したと発表した。

 スペインリーグが米国での試合開催を推し進めるのは、これが2度目となる。1部リーグに所属するFCバルセロナ(FC Barcelona)は昨季、RFEFや同国サッカー選手会(AFE)からの反対を受け、ジローナ(Girona FC)との試合を米フロリダ州で行うという計画を断念せざるを得なかった。

 スペインリーグ、ビジャレアル、アトレティコの三者は、12月6日に予定されているこの一戦を、マイアミにあるハードロック・スタジアム(Hard Rock Stadium)で現地時間午後4時(日本時間7日午前6時)から行うよう「正式な要請」を行った。

 同リーグは発表文の中で、マイアミで試合を開催することはリーグの国際展開戦略に沿ったものであるとの認識で両チームが同意していると強調。「両チームの選手や経営陣には伝えられており、彼らは自分たちのサッカーを米国のファンに届けたいという熱意を示した」と記した。

 また、昨季バルセロナ戦の米国開催が白紙になったことを意識し、発表文の中では今回はAFEに「すでに通達済み」であることも主張された。(c)AFP