【10月12日 AFP】第49回世界体操競技選手権(49th FIG Artistic Gymnastics World Championships)は11日、ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)で男子個人総合決勝が行われ、ロシアのニキータ・ナゴルニ(Nikita Nagornyy)が、世界選手権では自身初の個人タイトルを獲得した。

 カタールの首都ドーハで行われた昨年大会では銅メダルを手にしたナゴルニは、前回覇者の同胞、アルトゥール・ダラロヤン(Artur Dalaloyan)を1.607点差の銀メダルに抑えた。1月に両足の手術を受けたウクライナのオレグ・ベルニャエフ(Oleg Verniaiev)が銅メダルに輝いた。

 ロシアは9日に行われた男子団体を制しており、ナゴルニはこれで今大会2冠目となった。

 世界体操の同種目で歴代1位となる通算6度のタイトルに輝く五輪王者の内村航平(Kohei Uchimura)は、けがに見舞われてから低調が続き、今大会の出場を逃している。(c)AFP