【10月10日 AFP】サッカー国際親善試合は9日、各地で行われ、アルゼンチンは敵地でドイツに2点のリードを許すも、なんとか後半に追いつき2-2で引き分けた。アルゼンチンのリオネル・スカローニ(Lionel Scaloni)監督は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を欠きながらも奮闘したチームをたたえた。

 サージ・ナブリー(Serge Gnabry)とカイ・ハフェルツ(Kai Havertz)にゴールを決められ前半のうちに2点を先制されたアルゼンチンだったが、60分過ぎから途中出場したルーカス・アラリオ(Lucas Alario)が試合の流れを変えた。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に所属するアラリオは1点を返すと、終盤にはルーカス・オカンポス(Lucas Ocampos)の同点ゴールもお膳立てした。

 スカローニ監督は「チームは試合の中で成長をみせた」と振り返った。「前半に二つか三つのミスを犯したが、後半に入ると冷静さを取り戻してより忍耐強くなった。今後に向けて前向きな点をいくつも手にしている」

「チームは0-2とリードされても諦めなかった。私はその姿勢に感銘を受けた」

 一方、多くの選手を実験的に起用したドイツのヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、チームは良い出足だったものの、その後失速したと認めた。

 レーブ監督は「われわれはキックオフ直後から集中したいと思っていたが、残念ながら90分は持続させられなかった」とコメントした。「何度かボールを失うとやや気を落としてしまい、難しい立場に追いやられた」

 独ドルトムント(Dortmund)で行われたこの試合で、レーブ監督は4人に初出場の機会を与えた。

 SCフライブルク(SC Freiburg)のDFロビン・コッホ(Robin Koch)とFWルカ・ヴァルトシュミット(Luca Waldschmidt)は先発出場を果たし、レバークーゼンのFWナディエム・アミリ(Nadiem Amiri)とシャルケ04(Schalke04)のMFスアト・セルダル(Suat Serdar)は後半にデビューを飾った。

 コッホは、食あたりでキックオフ前に欠場が決まったニクラス・シュタルク(Niklas Stark)の代わりに出場することとなり、レーブ監督は守備陣を急いで再構成せざるを得なかった。

 病気とけがにより13人が離脱したものの、ドイツは試合の序盤でメッシやセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)を欠くアルゼンチンに対し、印象に残るプレーを披露した。(c)AFP/Ryland JAMES