【10月8日 AFP】韓国の有力議員が、インターネット上でライブ配信された会合の中で、他党の議員を個人的に侮辱する発言をしたとして、政界を騒がせている。

 深い亀裂が走り、意趣返しが横行する韓国政界では、議員同士が怒鳴りながら非難し合う場面は珍しくない。それでも、議員が別の議員に対して露骨な中傷を浴びせるのはまれ。

 問題の場面は、野党・自由韓国党のヨ・サンギュ(Yeo Sang-kyoo)議員(71)が委員長を務める議会の委員会会合の場で起こった。

 与党・民主党の議員が、ヨ議員の議事進行に異議を唱えると、ヨ議員は「何とばからしい…この間抜けが」と発言。

 ヨ議員が使った韓国語の言葉は正確に言えば障害者に対する蔑称だが、一般的には「間抜け」などとも訳される。

 ヨ議員のこの発言はインターネット上で拡散。同議員は後に謝罪し、自身の発言を覚えていないとして、議事録からの削除を要請した。

 これに与党側は反発。後世まで不名誉の跡が消えないよう、ヨ議員の侮辱の言葉を議事録に残すべきだと主張した。(c)AFP