【10月8日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2019 Shanghai Rolex Masters)は7日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は予選勝者のファン・イグナシオ・ロンデロ(Juan Ignacio Londero、アルゼンチン)に2-6、6-2、6-3で勝利した。

 キャリア続行の望みを懸けた股関節手術からの本格復帰を目指す32歳のマレーは、第1セットを落としたがそこから逆転勝利を収め、2回戦で大会第10シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)と対戦することになった。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝のマレーは徐々にフィットネスを取り戻しており、世界ランキングは先週まで503位につけていたが、最新の順位で289位にジャンプアップした。

 ロンデロを下したことで、次回のランキングでトップ250入りすることが決まったマレーは、ベストに近い状態に向けてまた一歩前進したと語った。

 8月半ばに米シンシナティ(Cincinnati)で行われたウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)に出場するも、7か月ぶりのシングルス復帰戦で黒星を喫したマレーは、「体調は毎週良くなっていると思う」とコメントした。

「最初は必ずしも良い状態ではなかったが、ここ数週間は大幅に改善されたと思う」

「米国での時に比べて動きは全体的に良くなってきているし、もう少し良くなっていくことを期待している」 (c)AFP