【10月5日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は5日、プールCの試合が行われ、イングランドが14人のアルゼンチンを39-10で下し、決勝トーナメント進出一番乗りを決めた。

 試合はベンハミン・ウルダピジェタ(Benjamin Urdapilleta)のペナルティーでアルゼンチンが先制したが、リードした時間は長く続かず、イングランドがジョニー・メイ(Jonny May)のトライで逆転。

 さらに、アルゼンチンのトマス・ラバニーニ(Tomas Lavanini)がオーウェン・ファレル(Owen Farrell)に対するハイタックルでレッドカードを受けると、イングランドはエリオット・デイリー(Elliot Daly)とベン・ヤングス(Ben Youngs)にもトライが飛び出した。

 イングランドは後半もジョージ・フォード(George Ford)、ジャック・ノーウェル(Jack Nowell)、ルーク・カウアンディッキー(Luke Cowan-Dickie)が計3トライを記録。一方のアルゼンチンは、マティアス・モローニ(Matias Moroni)のトライで一矢を報いた。

 エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)が率いるイングランドは次戦、12日に「死の組」と呼ばれるプールCの最終戦でフランスと対戦し、勝利したチームが首位通過を決める可能性がある。

 一方、敗れたアルゼンチンは、決勝トーナメント進出へ向けて後のない状況となった。プールステージを突破するには、9日に行われる米国戦での勝利が絶対条件となり、さらにフランスが残り2戦で負けなくてはならない。(c)AFP