【10月4日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は4日、プールBの試合が行われ、南アフリカはチェスリン・コルビ(Cheslin Kolbe)が2トライを記録する素晴らしい活躍をみせ、退場者を出して数的不利となったイタリアを49-3で退け、準々決勝進出に一歩前進した。

 チームがこの試合で記録した合計7トライ中2トライを挙げたコルビの活躍は、南アフリカにとって一番のハイライトになった。しかし、コルビは試合終盤にタックルを受けて足首を負傷し、不安を残す形で試合を終えた。

 南アフリカは大会初戦で王者ニュージーランドに敗れたものの、その後2連勝を飾り、イタリアと勝ち点10で並んだ。スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)は、8日に神戸市の御崎公園球技場(Kobe City Misaki Park Stadium)で行われるカナダとの試合で5ポイントを獲得する可能性が高いとみられている。

 一方、イタリアは12日に豊田スタジアム(Toyota Stadium)で王者ニュージーランドとの大一番を迎えるため、南アフリカは次戦でカナダに勝利すれば、20日に東京スタジアム(Tokyo Stadium)で行われるプールA1位との準々決勝進出が濃厚となる。(c)AFP/Luke PHILLIPS