【10月4日 AFP】米ポップ界の歌姫ビヨンセ(Beyonce)の父、マシュー・ノウルズ(Mathew Knowles)さん(67)が乳がん闘病を告白し、男性に検診に行くよう強く促した。

 レコード会社の重役であるノウルズさんは米ABCテレビの番組「グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)」での2日のインタビューで、自身の病気について語った。ノウルズさんは妻と共にシャツやシーツにたびたび血の染みが付いているのに気が付き、今年の夏に乳がんと診断されたという。

 7月の最後の週に手術を受け、現在「調子はとても良い」と話したノウルズさんは、「私が今日ここに来て率直に話すことで、乳がんは克服できるが早期に発見しなければいけないことを皆に伝えたい、この言葉をいくら強調しても強調しすぎることはない」と述べた。

 米疾病対策センター(CDC)によると、米国では毎年女性約24万5000人、男性約2200人が乳がんと診断され、毎年女性約4万1000人、男性約460人が乳がんが原因で亡くなっている。

 10月はがん啓発月間となっている。(c)AFP