【10月3日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に出場しているニュージーランドのスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は2日、「信じられないほどの湿気」でハンドリングのミスが目立ったものの、63-0で勝利したカナダ戦の結果には「とても満足している」と話した。

 ニュージーランドは合計9トライを記録して格下のカナダに完勝。ハンセンHCは4トライを奪った後半開始20分のパフォーマンスを再現するようチームに求めた。

「後半立ち上がりの20分を80分間続けなければならない」と話したハンセンHCは、その20分間について「とてもまとまっていて素晴らしいプレーだった。コントロールされたラグビーだった」とチームを称賛した。

「湿気が信じられないほど高く、非常に厳しいコンディションだった。母国の人々は、何度もボールを落としたことを不思議がっているかもしれないが、本当に難しかった」

 また、主将のキーラン・リード(Kieran Read)は、「スタジアムの屋根が閉じられていて湿気がひどかった。間違いなくタフな試合だった」とハンセンHCと同じ見解を示した。「お察しの通り、キックオフの直後から汗が滴っていた。多少の難しさはあったが対応しないといけない。これからもこういったコンディションが続くはずだ」 (c)AFP