【10月3日 AFP】世界的オペラ歌手で、多くのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑が持ち上がっているプラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)氏は2日、ロサンゼルス歌劇場(LA Opera)の総監督を辞任すると表明した。

 ドミンゴ氏は複数の米メディアに出した声明で、「自身に対する最近の疑惑報道により、私が愛してやまないこの歌劇団に仕える能力が弱まる空気が生まれた」と指摘。「汚名をすすぐ努力を続けるが、今の時点では総監督を辞任し、今後の公演スケジュールから身を引くことがロサンゼルス歌劇場にとっての最善の利益となると判断した」と説明した。(c)AFP