ウェールズ、激戦でオーストラリア振り切る ラグビーW杯
発信地:東京
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【9月29日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は29日、プールDの試合が行われ、ウェールズは29-25でオーストラリアとの激戦を制し、組首位獲得に向けて大きく前進した。
ウェールズは23-8とリードしてハーフタイムを迎えたが、後半はオーストラリアの猛攻に遭って一時は1点差にまで追い上げられた。大会初戦でジョージアに43-14で勝利しているウェールズは、10月9日に大分でフィジー戦、その4日後に熊本でウルグアイ戦を控える中、1位通過への自信を手にした。
ウェールズのウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)ヘッドコーチ(HC)は、試合後の思いを問われ「今はほっとしている」と応じた。
「厳しい後半だったが、選手たちはうまく乗り切った」「大変なテストマッチだった。前半にはかなり満足した。後半はボールをあまり保持できず、オーストラリアが攻撃し続けてかなりのプレッシャーをかけてきた。幸いなことに耐えきることができた」
一方でオーストラリアのマイケル・フーパー(Michael Hooper)主将は、試合は「最後まで接戦だった」と振り返った。
「いくつか重要な判定があった。自分たちが有利になったときもあれば、そうでないときもあった」「元気を取り戻さなければならない。振り返るつもり。今は多分、回復することが重要だ」 (c)AFP