【9月29日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に出場中の南アフリカを率いるラシー・エラスムス(Rassie Erasmus)ヘッドコーチ(HC)が、28日にアイルランドから金星を挙げた日本について、準々決勝で対戦する可能性があるのは「怖い」ことだとコメントした。

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 前回イングランド大会で南アフリカを破り、「ブライトン(Brighton)の奇跡」として脚光を浴びた日本は、この日、世界ランキング1位で開幕を迎えたアイルランドを19-12で破り、またしても番狂わせを演じた。南アフリカは大会前の壮行試合で日本に41-7で完勝しているが、エラスムスHCは日本がプールAを突破する可能性は十分にあると思っていたと話している。

「日本がプールを突破して準々決勝に進出することは、現実的に十分あり得ると常に思っていた」「仮にスコットランドも破れば首位通過するだろうし、われわれがなんとかイタリアに勝利できれば、現実的に対戦の可能性が生まれる。少し怖い可能性だ」

 日本はグループ2勝を挙げ、この後サモア、スコットランドと対戦する。一方の南アフリカは28日、格下のナミビアに57-3で大勝した。(c)AFP/Talek HARRIS