【9月29日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は28日、第6節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-2で最下位のSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)に辛勝し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦に向けて準備を整えた。

 バイエルンでは、決勝点を挙げたロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が開幕6試合10得点というリーグ新記録を達成した。また、開幕6戦連続ゴールはクラブ史上初めてとなっている。

 RBライプツィヒ(RB Leipzig)が1-3でシャルケ04(Schalke04)に敗れたため、バイエルンは10月1日のトッテナム戦を前にリーグ首位に浮上したものの、後半に2失点を喫した。

 先制点を決め、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が決めたチーム2点目をお膳立てしたサージ・ナブリー(Serge Gnabry)は「試合を終わらせられなかった」「後半にゴールチャンスがいくつもあったのに決めきれなかった」とすると、「トッテナム戦は全く違うものになるだろうから、もちろん僕らは改善しなければならない。でも、しっかりやれると思う」と語った。

 一方でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)と2-2で引き分けた。再び守備面でミスが重なったドルトムントには、その精神状態に疑問が生じている。

 前節は終盤にオウンゴールでフランクフルト(Eintracht Frankfurt)と2-2で引き分けていたドルトは、先制を許しながらもマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)とマルコ・ロイス(Marco Reus)がゴールを決めて逆転して前半を終えたが、ハーフタイム明け10分で同点ゴールを許した。

 フランクフルト戦後に怒りをあらわにしていたロイスは「3点目を決めておかなければならなかったし、2点目はかなり痛かった。プレーが良くなかった」と振り返った。(c)AFP