【9月26日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は25日、ドメスティックバイオレンス(DV)疑惑の調査を継続するため、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のドミンゴ・ヘルマン(Domingo German)投手はプレーオフ期間も休職扱いが続くと発表した。

 MLBと選手会(MLBPA)は連名で、ヘルマンの休職扱いは「2019年のワールドシリーズが決着するまで」継続されることになると発表した。

 ヘルマンの離脱は28度目のワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースにとって大きな痛手となる。球団は今季18勝4敗、防御率4.03の成績を残したヘルマンが起用できない場合に備えて準備しているという。

 MLBはどのような行為が9月19日に発表された休職扱いという処分につながったのか明らかにしていない。処分を受けてヤンキースは、「コミッショナー事務局がDV規定に従って進めるあらゆる措置を全面的にサポートする」と発表している。

 ア・リーグ東地区優勝を決めているヤンキースは、24日現在102勝56敗というヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に次ぐ同リーグ全体2位の好成績を残している。(c)AFP