ヤンキースの今季18勝右腕、DV疑惑で休職扱いに
発信地:ニューヨーク/米国
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【9月20日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は19日、同リーグのドメスティックバイオレンス(DV)規定に基づき、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のドミンゴ・ヘルマン(Domingo German)投手を休職扱いにしたと発表した。
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調査が行われている間、27歳の右腕はチームを離れることになり、6か月にわたるレギュラーシーズンが残り11日となる中、優勝争いのさなかにあるヤンキースにとって大きな打撃となった。
どのような行為が今回の処分につながったのか現時点では明らかになっていないが、MLBと選手会(MLBPA)の間の合意に基づき、同選手は最長7日間チームを離脱する。また、処分の期間は調査が終了するまで延長される可能性もある。
ヤンキースは「われわれは、コミッショナー事務局がDV規定に従って進めるあらゆる措置を全面的にサポートする」と発表している。
「われわれの社会でDVが存在する余地はなく、決して許容されないものだとするこの規定を支持している。MLBの指示に従っており、調査過程を通して全面的に協力する」
2017年にヤンキースでMLBデビューし、昨年5月に初先発を飾ったヘルマンは今季、ア・リーグ東地区で首位を走るヤンキースで18勝4敗、153奪三振、防御率4.03という堂々の成績を残している。(c)AFP