【9月29日 CNS】中国・広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)の莱茵宝貝幼稚園(Rhine Kids Kindergarten)に17日午後、3匹の「ワンちゃん先生」がやってきた。名前は「Hugo」「漢漢(Han Han)」「娜娜(Na Na)」だ。

「ワンちゃん先生」の活動は、まず子どもらに犬に関する映画を見せ、ボランティアの指導の下で選ばれた犬と触れ合い、動物の大切さと命に対する愛と尊重を学ぶことが目的だ。「ワンちゃん先生」は子どもらに安全な触れ合い方のほか、責任ある飼い主になることも教えてくれる。

「ワンちゃん先生」になるには、試験に合格し、数回の実習に参加しなければならない。専門家が実習の様子を評価し、性格がおとなしく、情緒が安定しているワンちゃんを「先生」として指名し、不定期で小学校や幼稚園に行きボランティアで「授業」をする。

 現在、広州市で「ワンちゃん先生」が42匹「在任」している。2008年に「ワンちゃん先生」プロジェクトが始まって以来、2018年までに延べ100匹を超える「先生」が広州の教育機構91か所の子どもらに「授業」を行っている。(c)CNS-広州日報/JCM/AFPBB News