【9月24日 AFP】サッカーチェコ1部リーグのスラビア・プラハ(Slavia Prague)は23日、スパルタ・プラハ(Sparta Prague)とのダービーでライバル選手に対する怒りが、病気を抱える子どもたちの慈善活動に姿を変えたと発表した。

 22日のダービーの前にスパルタのファンは、かつて同クラブに所属していたスラビアの3選手に動物のぬいぐるみを投げつけると宣言していた。

 しかしスラビアはこれに対し、ぬいぐるみ1個につき100コルナ(約457円)をプラハの病院で白血病に苦しむ子どもたちを支援するために送るとし、自チームのファンにもぬいぐるみのピッチ投げ込みに参加するよう求めた。

 スラビアのヤロスラフ・トブルディーク(Jaroslav Tvrdik)会長は、「われわれの下を去った素晴らしい選手という貸しがスパルタにあることは承知している」とツイートし、皮肉を込めて今回の経緯を説明している。

 最終的にスラビアの選手たちは、18万9200コルナ(約86万4000円)分のぬいぐるみのシャワーを浴びることとなった。

 昨季王者で現在首位に立つスラビアが3-0で勝利した試合翌日の23日にトブルディーク会長は、「われわれのチャレンジを応援してくれたすべての人に心から感謝する」と投稿している。

 スラビアは先週、敵地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で行われたインテル(Inter Milan)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)グループF第1節で1-1で引き分けて注目を集めた。この試合でスラビアは63分に先制するも、後半アディショナル2分に同点とされて惜しくも金星を逃した。(c)AFP