【9月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は17日、グループF第1節が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とFCバルセロナ(FC Barcelona)は0-0で引き分けた。

 敵地で何とか引き分けたバルサのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は、チームが守護神マルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)に感謝しなければならないと語った。

 後半にドルトムントの猛攻をしのいだバルサの指揮官は「きょうチームは悪い時間帯を乗り切った。大部分はシュテーゲンのおかげだ」と語っている。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)が負傷から復帰したバルサで輝いたのは守護神だった。チームが苦しむ中、ドイツ代表GKはドルトムントをいら立たせ、マルコ・ロイス(Marco Reus)のPKもストップした。

 テル・シュテーゲンはスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し、「きょうは難しい試合だったけれど、起きたことを考えれば公平な結果だと思う」とコメントしている。

 一方でドルトムントの主将を務めるロイスは、逃したチャンスを嘆いた。自身のPK失敗を「どうしようもない」と振り返ったロイスは、チームが勝たなければならなかったとし、「4、5回はチャンスがあった。そのうち一つでも決めていれば勝てていただろう」「引き分けた後でも決勝トーナメント進出を望んでいる。きょうのようなプレーを続けていくことができれば、問題は無い」と語った。

 同組のもう1試合では、インテル(Inter Milan)が1-1で格下のスラビア・プラハ(Slavia Prague)と引き分けた。

 スラビアはピーター・オラインカ(Peter Olayinka)が63分に先制点を決め、敵地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)から勝ち点3を持ち帰るかに思われたが、8分取られたアディショナルタイムの中で、インテルは92分に途中出場のニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)がチームを救う同点弾を決めた。

 この結果、グループFでは全4チームが勝ち点1で並んでいる。(c)AFP