【9月23日 AFP】ラグビースコットランド代表のグレガー・タウンセンド(Gregor Townsend)ヘッドコーチ(HC)は22日、早急に「大きく改善」しなければ、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)では準々決勝に進むことはできないと話した。スコットランドは初戦でアイルランドに完敗している。

 22日に行われたプールAの試合でスコットランドは、3-27でアイルランドに完敗。計四つのトライを記録してボーナスポイントを獲得したアイルランドは、大会開幕戦で勝利した日本と勝ち点5で並んだ。

 タウンセンドHCは、チームがW杯のレベルで要求される「エネルギー、正確性と積極性」を欠いた理由の説明に困った様子だった。

「われわれはそのことを互いに確認し合っている。アイルランドのようなチームを倒すだけのエネルギーが足りなかった。序盤でのミスは非常に残念だった」

「次からの3試合で全勝する必要がある。立ち直ってサモア戦ではもっといいプレーをし、それをロシア戦、そして好スタートを切った日本戦で続けていかなければならない」

 スコットランドの苦労が報われなかったことについて「落胆した」と話すタウンセンドHCは、「われわれがこのプールを通過するのであれば、以降の3試合ではずっと良いプレーをしなければならない」とした。

「正確性があれば相手にプレッシャーをかけることができるという感覚はある。準々決勝に進みたいのであればラン、キック、ディフェンスのすべての面で大きく改善していかなければならない」

 また、スコットランドはアイルランド戦でFLハミッシュ・ワトソン(Hamish Watson)が膝を負傷。同選手は精密検査を受けており、その結果によって指揮官は今後の起用方針を定めることとなる。(c)AFP