【9月22日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は22日、プールAの試合が行われ、アイルランドは27-3でスコットランドに快勝し、準々決勝進出に向けて最高のスタートを切った。

 前半、フォワードで押し込み3トライを重ねたアイルランドは、後半にWTBアンドリュー・コンウェイ(Andrew Conway)のトライでボーナスポイントを獲得するなど、シックスネーションズ(Six Nations Rugby)のライバルを圧倒した。

 医療チームが何度も出てきた激しい肉弾戦でブレークダウンを制したアイルランドは、3トライを奪って前半を19-3で折り返すと、雨が激しくなった後半も優位に進めてさらに8点を加え、悪天候の中でも余裕の試合運びを見せた。

 一方、拙守が響いたスコットランドは、攻撃面でもアイルランドの壁に阻まれ、トライを奪うことができなかった。

 この試合で計4トライを記録し、ボーナスポイントを獲得したアイルランドは、28日に日本とのプールA首位対決に挑む。

 アイルランドの主将ロリー・ベスト(Rory Best)は「出だしが良かった。前向きだったし、攻めの姿勢でいけた」「コンディションの影響もあって後半は少し接戦になったが、相手がどれだけ良いチームか知っているから、勝ててうれしい」と話した。(c)AFP/Chris FOLEY