【9月23日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは22日、第6節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は敵地でチェルシー(Chelsea)に2-1で勝利し、開幕からの連勝を6試合に伸ばした。

 トレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)の強烈なFKで先制したリバプールは、ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)のヘディングでリードを広げ主導権をつかんだ。

 しかし後半、ヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)に鮮やかなゴールを許すと、チェルシーの猛攻に遭ったがなんとかこれをしのぎきり、マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を5のままにした。

 リバプールは欧州王者であることを証明するかのようなしっかりと訓練され、成熟したパフォーマンスを披露し、大きなプレッシャーのかかるこの状況を乗り切った。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、リバプールは非常に献身的なチームであるため、選手たちがプレッシャーのかかる状況でも目標に向かい進むことを決して疑いはしなかったと主張した。

「チームの特性にこれ以上驚かない。すべてのために戦うことを自分たちに求めている」「選手たちは非常によくやってくれ、とても必死に戦った。重圧がかかるのはいたって正常なことだが、われわれはうまく守った」

「トップ6との対戦やプレミアリーグはそういうもの。的確な采配がなければチェルシーのホームでは絶対に勝てないし、チームはきょうそれができた」

 シティは前日、ワトフォード(Watford FC)を8-0で粉砕していたが、1990年以来となるリーグ優勝を目指すリバプールにとって、この日の勝利は最高の結果となった。

 リーグ戦15連勝というクラブ記録を樹立したリバプールは、プレミアリーグの直近45試合で1敗しか喫しておらず、23試合連続で無敗を維持している。

 クロップ監督は「傑出した成績だ。何と言えばいい? 進み続けなければならない。きのうのシティ戦ほど簡単には決して思えない結果だが、われわれはまだこうした試合を経験していない。それに向けて努力しなければならない」と続けた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS