【9月20日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)は19日、第1節の試合が各地で行われ、グループLのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は17歳のメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)が決勝点をマークし、ホームでFCアスタナ(FC Astana)を1-0で下した。

 73分、冷静にシュートを決めてチームを勝利に導いたグリーンウッドは、ユナイテッドにおける欧州カップ戦の最年少得点記録を更新した。

 ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、白星を挙げた14日のレスター・シティ(Leicester City)戦から9人の先発選手を入れ替え、多くの若手選手にチャンスを与えたが、勝利という結果はこの采配が正しかったことを証明した。

 スールシャール監督は「若手選手のうちの何人かはまだ出場機会が必要かもしれないが、3ポイントを手にでき満足している」とコメントした。

 また、昨シーズンのファイナリストであるアーセナル(Arsenal)も、ジョー・ウィロック(Joe Willock)やブカヨ・サカ(Bukayo Saka)ら若手選手にゴールが生まれ、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)とのグループF初戦を3-0で制した。

 ウィロックとサカのゴールで2点のリードを手にしたアーセナルは、その後ドミニク・コール(Dominik Kohr)の退場により数的優位となり、最後はピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が勝利を決定づける3点目をマークした。

 アーセナルのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、「みんなが幸せになれる結果。この大会は勝ち残ることが重要だから、特にアウェーゲームだったし良い形で勝利できて良かった」と振り返った。

 ユナイテッドは次節、アウェーでAZアルクマール(AZ Alkmaar)と対戦し、アーセナルはホームにスタンダール・リエージュ(Standard de Liege)を迎える。(c)AFP