【9月23日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は22日、第5節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に終了間際のオウンゴールを献上し、2-2で引き分けて首位RBライプツィヒ(RB Leipzig)との勝ち点差が広がった。

 アクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)のゴールで先制したドルトムントは、アンドレ・シウバ(Andre Silva)に同点ゴールを許したものの、ジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)の得点で勝ち越しに成功し、2-1で試合終了に近づいていた。

 ところが迎えた88分、ドルトムントはクロスボールの処理を2回誤ると、最後は鎌田大地(Daichi Kamada)のボレーシュートがトーマス・デラネイ(Thomas Delaney)のオウンゴールを誘発し、同点に持ち込まれた。

 二度のリードをふいにしたドルトムントは、これで前日快勝を収めた首位ライプツィヒとの勝ち点差を3に広げられ、同じく大勝した王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と勝ち点1差の3位に後退した。

 悔しさを隠し切れない主将のマルコ・ロイス(Marco Reus)は、スカイ・ドイツ(Sky Germany)に対して「勝ちきれない試合が続いている」と話し、チームに「メンタリティーの問題」があるのではと質問されると、いら立った様子で「メンタリティーどうこうの話をするのはやめてくれ。いつも同じ質問をされるのはうんざりだ」と答えた。(c)AFP/Ryland JAMES