【9月22日 AFP】(写真追加)気候変動対策を呼びかける若者たちが世界規模のデモを行ってから一夜明けた21日、世界各地でごみを集める「ワールド・クリーンアップ・デー(World Cleanup Day)の活動が行われた。各国で大勢のボランティアが網や袋を手に海岸や公園、河原でごみを拾い集め、世界中でごみが大量に投棄されていることが改めて浮き彫りにされた。

 活動はフィリピンの首都マニラから地中海に至る広い範囲で行われ、環境問題への緊急の取り組みを呼びかけるデモや活動に大勢の人が参加した。

 ワールド・クリーンアップ・デーは10年ほど前のエストニアに端を発し、これまでに数百万人がごみの除去に参加してきた。この活動を調整しているエストニアの「レッツ・ドゥ・イット基金(Let's Do It Foundation)」によると、昨年は157か国の1800万人が参加。今年の参加国は160か国を上回ったという。(c)AFP