【9月19日 AFP】スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)が18日、米議会の公聴会で証言し、地球温暖化に懐疑的な米議員らもいる中で、環境災害を回避するため「実際に行動する」よう嘆願した。

 トゥンベリさんは下院2委員会の合同公聴会に出席し、謙虚ながら率直な言葉で訴えかけた。

「私の意見を聞いてほしいわけではない。ただ、科学者たちの見解に耳を傾けてほしい」。トゥンベリさんは穏やかな口調でこう切り出すと、世界の平均気温の上昇幅を1.5度未満に抑えるよう求めた国連(UN)の2018年報告書を、自身の冒頭演説の代わりに提出。「みなさんには今後、科学を支持して団結してほしい。そして、実際に行動してほしい」と語った。(c)AFP/Michael Mathes