【9月14日 AFP】女子テニス、元世界ランキング12位のタチアナ・ゴロバン(Tatiana Golovin、フランス)氏が13日、現役に復帰すると発表した。

 2006年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)で8強入りした実績を持つ現在31歳のゴロバン氏は、当時20歳だった2008年に腰の故障で引退を余儀なくされていた。

 ゴロバン氏は、自身が解説を務めるbeINスポーツ(beIN Sports)で「ここ1年で考えが具体的になり、この夏からは本腰を入れてきた」「来年の頭までに準備を整えるのが目標だったけど、状況は早く動いているから、10月上旬に競技に復帰することも視野に入れている」と話した。

 ロシアで生まれ、米フロリダで腕を磨いたゴロバン氏は、2007年に二つのタイトルを獲得している。

 この前日には、元世界ランキング1位で四大大会(グランドスラム)通算4勝のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)氏も2度目の現役復帰を発表し、来季から8年ぶりにツアーに参戦すると明かしていた。(c)AFP