【9月12日 AFP】米連邦最高裁は11日、南部国境から流入する中米移民による難民申請を当面の間、不可能にするドナルド・トランプ(Donald Trump)政権の規制を認める判断を下した。

 トランプ政権は、米国への難民申請を希望する移民は第三国で申請を行わなければならないとする規制を導入。2日前の下級審判決では、この難民申請の制限を認めないとしたが、最高裁はこの下級審判決の執行を停止した。

 ソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)連邦最高裁判事はこの判断に異議を唱え、「行政府はまたしても、迫害を逃れて安全な場所を求める難民に関する長年の慣行を覆す規制を発効した」と批判した。

 一方トランプ氏はツイッター(Twitter)で最高裁の判断を称賛。「最高裁での大きな勝利だ」と投稿した。(c)AFP