【9月9日 AFP】(更新)国際原子力機関(IAEA)は9日、イランによる高性能遠心分離機の設置を確認した。イランの核開発をめぐって2015年に締結された核合意は、崩壊の危機にひんしている。

 IAEAは同日出した声明で、遠心分離機の「IR-422機、IR-51機、IR-630機、IR-6s3機が、設置済みあるいは設置中であることを、7日に確認した」と発表した。

 IAEAによる確認に先立ち、イラン政府は核合意を締結した欧州諸国に対し、核合意の義務履行削減以外に残された選択肢は皆無に等しいと批判していた。

 IAEAによると、これらの遠心分離機の設置先は中部ナタンツ(Natanz)の核関連施設で、「設置されたすべての遠心分離機は、六フッ化ウラン(UF6)を使う実験用に準備されたが、7、8日にはUF6を用いた実験は行われなかった」という。(c)AFP