【9月6日 AFP】スペインの首都マドリードのプリンシペピオ(Principe Pio)駅に5日、全長200メートルの貨物列車に描かれた、世界最長の移動式美術作品(モバイルアート)が登場した。

Noah's Train(ノアの列車)」と呼ばれるこのモバイルアートは、欧州の鉄道会社の連合組織「Rail Freight ForwardRFF)」が、同組織の認知度を高めるために始めたもの。ストリートアーティストらによって手がけられた作品には、RFFが気候変動の防止と絶滅危惧種の保護に、一層関与していくことが強調されている。

 RFFは2030年までに、貨物の30%を鉄道による輸送へ移行することを目標に掲げている。(c)AFP