【9月4日 AFP】ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は4日、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に向けた壮行試合として6日に行われる南アフリカ戦に向けた登録メンバーを発表した。首を負傷しているベテランの堀江翔太(Shota Horie)が外れた一方で強力なメンバーをそろえ、恐れるものはないと意気込んでいる。

 最後に両国が対戦したのは、34-32で日本が金星を挙げた2015年W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)。この時の雪辱に燃えるスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)は、熊谷での一戦に向けてフルメンバーをそろえている。

 日本としては初のW杯8強を目標に掲げているジョセフHCは、「W杯ではフィジカル面の戦いとなる」「それが南アフリカと試合をしたかった理由の一つでもある。彼らは徐々に調子を上げ、昨年はオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)に勝利し、今年も引き分けている」と話した。

「準備の最終段階だが、必勝の試合ではない。次の試合(W杯初戦のロシア戦)が必勝だ。南アフリカ戦で問われるのは出来。自分たちのプレーができれば、勝つチャンスは出てくる。それが自分たちのやりたいことだ」

 南アフリカとの壮行試合に臨む日本の登録メンバーは以下の通り。

先発:ウィリアム・トゥポウ(William Tupou)、松島幸太朗(Kotaro Matsushima)、ラファエレティモシー(Timothy Lafaele)、中村亮土(Ryoto Nakamura)、福岡堅樹(Kenki Fukuoka)、田村優(Yu Tamura)、茂野海人(Kaito Shigeno)、アマナキ・レレイ・マフィ(Amanaki Lelei Mafi)、ピーター・ラブスカフニ(Pieter Labuschagne)、リーチマイケル(Michael Leitch)、ヘルウヴェ(Uwe Helu)、トンプソンルーク(Luke Thompson)、具智元(Jiwon Koo)、坂手淳史(Atsushi Sakate)、稲垣啓太(Keita Inagaki

控え:北出卓也(Takuya Kitade)、中島イシレリ(Isileli Nakajima)、ヴァルアサエリ愛(Asaeli Ai Valu)、ジェームス・ムーア(James Moore)、徳永祥尭(Yoshitaka Tokunaga)、流大(Yutaka Nagare)、松田力也(Rikiya Matsuda)、アタアタ・モエアキオラ(Ataata Moeakiola

(c)AFP/Alastair HIMMER