仏がラグビーW杯メンバー発表、候補メンバーのランベーとプリソが落選
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【9月3日 AFP】ラグビーフランス代表のジャック・ブリュネル(Jacques Brunel)ヘッドコーチ(HC)は2日、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に向けた代表メンバー31人を発表し、LOフェリックス・ランベー(Felix Lambey)とPRダニー・プリソ(Dany Priso)が選出外となった。
ブリュネルHCは当初、共に25歳のランベーとプリソを本大会に向けた候補メンバーに入れていたが、両選手の代わりにシャルル・オリヴォン(Charles Ollivon)とシリル・バイユ(Cyril Baille)を選んだ。
かつてイタリアを率いていたブリュネルHCは、8月に行われたスコットランド、イタリアとのテストマッチで良いパフォーマンスを披露したオリヴォンとバイユを選出したと明かした。
ブリュネルHCは「メンバーを決めるとなったとき、フェリックスはトレーニングと試合でやや引けを取っていた。選ぶのが最も難しかったポジションはルーズフォワードだった」とコメントした。
「シリルは合宿の途中から合流し、要求される水準に追いつこうと必死に努力した。われわれの判断に変化をもたらしたのは、間違いなくテストマッチでの彼のパフォーマンス」
仏RMCスポール(RMC Sport)は1日、このチームでは最多となる79キャップを誇るナンバー8のルイ・ピカモール(Louis Picamoles)が登録メンバーから外れると報じていたが、ブリュネルHCは、47-19で勝利したイタリア戦で好パフォーマンスを見せたことを理由に同選手をメンバーに選んだと述べた。
「ピカモールは特にイタリア戦でわれわれの問いかけにしっかりと応じた」「彼は重要な試合で自身のクオリティーと能力を証明した」
フランスの新アドバイザーに就任したファビアン・ガルティエ(Fabien Galthie)氏は、素早いプレースタイルへの移行を目指しており、65歳のブリュネルHCは6月の時点でモーガン・パラ(Morgan Parra)やマチュー・バスタロー(Mathieu Bastareaud)といったベテラン選手を候補メンバーから外していた。
本大会でプールCに入っているフランスはアルゼンチンと初戦を行い、その後米国やトンガ、イングランドと対戦する。
日本大会に臨むフランスの代表メンバーは以下の通り。
■フォワード(17人)
グレゴリー・アルドリット(Gregory Alldritt)
ヤクーバ・カマラ(Yacouba Camara)
アルトゥール・イトゥーリア(Arthur Iturria)
シャルル・オリヴォン
ヴェンセスラス・ローレ(Wenceslas Lauret)
ルイ・ピカモール
ポール・ガブリヤーガ(Paul Gabrillagues)
ベルナール・ルルー(Bernard Le Roux)
セバスティアン・ヴァーマイナ(Sebastien Vahaamahina)
デンバ・バンバ(Demba Bamba)
エメリク・セティアーノ(Emerick Setiano)
ラバ・スリマニ(Rabah Slimani)
カミーユ・シャ(Camille Chat)
ギレム・ギラド(Guilhem Guirado)
ペアト・モーヴァカ(Peato Mauvaka)
シリル・バイユ
ジェファーソン・ポワロ(Jefferson Poirot)
■バックス(14人)
マクシム・メダール(Maxime Medard)
トマ・ラモス(Thomas Ramos)
ヨアン・ウジェ(Yoann Huget)
ダミアン・ペノー(Damian Penaud)
アリヴェレティ・ラカ(Alivereti Raka)
ウェスレー・フォファナ(Wesley Fofana)
ガエル・フィクー(Gael Fickou)
ソフィアヌ・ギトゥン(Sofiane Guitoune)
ヴィリミ・ヴァカタワ(Virimi Vakatawa)
カミーユ・ロペス(Camille Lopez)
ロマン・ヌタマック(Romain Ntamack)
アントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)
マキシム・マシュノー(Maxime Machenaud)
バティスト・セラン(Baptiste Serin)
(c)AFP/Illtud DAFYDD