【8月31日 AFP】ドイツ西部ヘルネ(Herne)で、かまれると死に至る恐れのあるコブラ1匹が飼い主の元から逃げ出して地元住民を震え上がらせていた騒ぎで、30日に無事に捕獲されたことが分かった。

 脱走していたのは、全長1メートルのタイコブラ。地元当局者によれば、地下室への入り口で目撃され、専門家が捕獲した。

 今月25日にコブラの脱走が明らかになると、建物4棟の住民は一時的に避難。周辺住民に対しては、すべてのドアと窓を閉め、草むらなどに近づかないよう勧告が出された。救急隊員らは、追跡手段として監視対象の建物に小麦粉をまき、コブラが跡を残すのを待ち、医療関係者は解毒薬を用意して万一の場合に備えていた。(c)AFP