【8月29日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は28日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は6-1、6-4で予選勝者のマリアム・ボルクヴァゼ(Mariam Bolkvadze、ジョージア)を下し、一番乗りで3回戦進出を決めた。

 2016年の全米オープンで準優勝しているプリスコバは、66分でボルクヴァゼに快勝。試合後には「安定したパフォーマンスだった。きょうはベストのプレーをする必要がなかった」と語った。

 今大会で四大大会(グランドスラム)初優勝を目指すプリスコバは次戦、オンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)とアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)の勝者と対戦する。

 全米オープン後に世界ランキング1位になる可能性があるプリスコバは、今大会で少なくともベスト8に勝ち残らなくてはならない。現女王の大坂なおみ(Naomi Osaka)は大会連覇が絶対条件で、シモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)も王座奪取には優勝が必要であることから、現時点ではアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)がナンバーワン争いで優位に立っている。

 遅い時間帯に行われた試合では、第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が6-4、6-4でヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)に、第10シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が6-4、6-1で朱琳(Lin Zhu、ズー・リン、中国)にそれぞれ勝利している。(c)AFP