【8月28日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のハビエル・ボルダス(Javier Bordas)ディレクターは、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の獲得に近づいていると認めた。

 欧州の移籍市場は9月2日までとなっており、スペイン復帰を望んでいるネイマールの獲得に向けて、バルセロナとレアル・マドリード(Real Madrid)が火花を散らしている。

 仏パリでPSG側との会談を終えたバルセロナのボルダス氏は、空港で記者団に対し「交渉は続けている。契約成立にまた近づいた」と語ったものの、「今のところまだ契約は実現していない」と続けた。

 仏大衆紙パリジャン(Le Parisien)によれば、バルセロナはオファーの金額を1億7000万ユーロ(約199億円)にまで増額したという。また移籍金は2度に分けて支払われ、何人かの選手がPSGに渡る可能性もあると伝えられている。

 バルセロナは2年前、世界最高額となる2億2200万ユーロ(約260億円)でネイマールをPSGに売却している。

 一方でネイマールは27日、動画サービスのネットフリックス(Netflix)で配信されている犯罪ドラマ『ペーパー・ハウス(La Casa de Papel)』に出演した喜びをツイッター(Twitter)に投稿。

 ネイマールは「夢がかない、大好きなシリーズに出演することができた。これからは皆さんに(自身が演じた)ジョアンをお届けできる! ありがとう、@lacasadepapel」と記した。

 同ドラマのシーズン3に端役で出演しているネイマールは、演技の中で「サッカーもパーティーも好きじゃない」「W杯(World Cup)ではずっとチームのことを祈っていた」というせりふを口にしていた。(c)AFP