【9月3日 CNS】中国児童センターと社会科学文献出版社は8月20日、「児童青書:中国児童成長リポート(2019)」を発表した。子どもが学校以外の生活で費やす時間は「勉強」「外で遊ぶ」「電子製品を使う」の順番に多かったという。

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 リポートは、無作為抽出方式で全国10か所の都市と農村の子どもと保護者ら約1万5000人にアンケートした結果をまとめた。

 子どもが平日に学校以外で過ごす時間のうち、最も時間をかけているのは「勉強」で平均87.85分。学校の宿題や塾の課題、保護者が与える課題など全てを含んでおり、このうち学校の宿題は平均62分だった。

 2番目は「外で遊ぶ」の45.82分、3番目は「電子製品を使用」の43.24分だった。電子製品を使う内訳は、動画サイトやアニメなどの娯楽に使う時間が16.60分、電子書籍やアプリ、オンラインを使った学習時間が13.90分、ゲームやオンラインチャットの時間が12.75分だった。

 週末では、外で遊ぶ時間は116.20分で、宿題をする時間の115.85分とほぼ同じ。電子製品を使う時間は96.27分だった。

 調査では、子どもの60.4%が学校外の習い事をしていることもわかった。平日の習い事は、勉強の補習が66.5%、文化・芸術系が58.2%、スポーツが53.9%、科学・技術系は35.7%という。週末になると、勉強の補習の割合がわずかに増えた。「成績だけ重視する」という今までの教育環境が変わりつつあり、子どもが趣味を楽しんだり自信を付けたりすることにつながる習い事を保護者が選んでいるようだ。

 また、子どもが電子製品を使用する時間は、農村部の方が都市部より長いことも今回のリポートで分かった。(c)CNS-北京青年報/JCM/AFPBB News