【8月26日 AFP】北アフリカのスーダンで、豪雨の影響とそれに伴う鉄砲水が相次ぎ、25日までに合わせて62人が死亡、98人が負傷した。国営スーダン通信(SUNA)が同日報じた。

 スーダンは7月初旬から豪雨続きで、首都ハルツームをはじめ、全国の少なくとも15州の約20万人に影響が出ている。被害規模が最も大きいのは南部ホワイトナイル(White Nile)州だ。

 SUNAは保健省当局者の話として、ナイル(Nile)川の洪水は引き続き「最大の問題」となっていると伝えた。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は、洪水への対応に1億5000万ドル(約160億円)、人道支援全般に11億ドル(約1160億円)の追加支援が必要だと訴えている。(c)AFP