【8月26日 AFP】19-20フランス・リーグ1は25日、第3節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はホームでトゥールーズ(Toulouse FC)に4-0で快勝したが、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が負傷し、またしても問題が増えている。

 PSGは前節、敵地でレンヌ(Stade Rennes FC)に敗れ、新シーズンが開幕してからはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の移籍騒動で話題が持ち切りになっている。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)やFCバルセロナ(FC Barcelona)への移籍がうわさされているネイマールは再び登録メンバーから外れたが、この試合ではCBのアブドゥ・ディアロ(Abdou Diallo)に加え、エムバペとカヴァーニの両アタッカーがそろって負傷交代し、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は攻撃陣が完全に崩壊するさまを目の当たりにした。

 それでも、負傷したカヴァーニとの途中交代で出場したエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)は、後半に2ゴールをマークした。エムバペは自慢のスピードでペナルティーエリア内に進入した後にハムストリングを痛めた様子を見せ、ピッチを退いた。

 トゥヘル監督は「検査を待つことになる」「異なる動きの中で生じた別々のけがだ」とコメントした。「何も話せない。考えられるすべての可能性を検討しなくてはいけない。チームが強さを見せた直後に、けがのことを話しているのは残念だ」

 この一戦の前にはレンヌがストラスブール(RC Strasbourg)を2-0で下して開幕3連勝を収めており、PSGは3ポイント離されている。(c)AFP/Jed Court