【8月19日 AFP】19-20フランス・リーグ1は18日、第2節の試合が行われ、王者パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はレンヌ(Stade Rennes FC)に1-2で敗れ、開幕から2試合目にして早くも黒星を喫した。

 アウェーのPSGはエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のゴールで先制するも、その後ムバイエ・ニアン(Mbaye Niang)とロマン・デル・カスティーヨ(Romain del Castillo)に得点を決められ、逆転を許した。PSGは昨シーズンのフランス杯(French Cup 2018-19)決勝でも敗れたレンヌに再び屈した。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)が関心を寄せ続けている世界最高額選手のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、3試合連続でPSGの公式戦を欠場することになった。

 一方のレンヌでは、アンゴラ生まれで16歳のエドゥアルド・カマヴィンガ(Eduardo Camavinga)が中盤で輝きを見せ、決勝ゴールの場面でも重要な存在であることを証明した。

 レンヌを率いるジュリアン・ステファン(Julien Stephan)監督は、2002年以降に生まれた選手として初めて欧州5大リーグでプレーすることになったカマヴィンガについて、4月にトップチームデビューを飾ってから成長し続けているとコメントした。

 ステファン監督は仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「彼がプロとしてチームの練習に参加してから6か月以上が過ぎた。チームメートにもうまくなじんでいる」と話した。

「彼は昨シーズンの終盤からプレーし始めたが、今季は序盤ですでに、われわれが持っているだろうと考えていたあらゆる才能を証明している」

 PSGのキャプテンであるチアゴ・シウバ(Thiago Silva)は、カヴァーニの得点で良いスタートを切ったにもかかわらず、チームはその後に勢いを失ったと認めた。

 シウバは「立ち上がりは良かったが、勢いが少しなくなった。なぜかは分からないが、集中力を失った」と語った。「きょうのPSGは本来の姿じゃなかったし、レンヌが良いプレーを見せた。彼らは守備面が堅く、われわれよりも慎重だった」 (c)AFP/Illtud DAFYDD