【8月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2019)プレーオフ第2戦、BMW選手権(BMW Championship 2019)は17日、米イリノイ州メディナ(Medinah)のメディナCC(Medinah Country Club)で3日目が行われ、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)がコースレコードを更新する11アンダー「61」を記録し、2位に6打差の単独首位に浮上した。

 2017年の第99回全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)で優勝したトーマスは、雨で緩んだコースを攻略して2イーグル、8バーディー、1ボギーの「61」というビッグスコアをたたき出し、2日目に松山英樹(Hideki Matsuyama)が記録したコースレコード「63」を更新した。トーマスは、初日にもそれまでのコースレコードに並ぶ「65」を記録していた。

 米国勢のトニー・フィナウ(Tony Finau)とパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)はともに「68」を記録して通算15アンダーの2位タイにつけた。また、単独4位には同14アンダーのロリー・サバティーニ(Rory Sabbatini、スロバキア)が、単独5位には同13アンダーのジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)がつけた。

 2日目で首位に立った松山は、1オーバーの「73」と失速。通算11アンダーで9位タイに後退した。

 今季のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)覇者タイガー・ウッズ(Tiger Woods)は、3月以降の自身最少タイスコアである「67」を記録し、通算7アンダーの31位タイにつけている。

 プレーオフ最終戦のツアー選手権(TOUR Championship 2019)には、プレーオフのポイントランキングで上位30人に入った選手が出場できるが、ウッズは連覇が懸かる同大会への出場を目指し、今大会を好位置で終えることを狙う。(c)AFP