【8月18日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、開幕戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はFCアウクスブルク(FC Augsburg)に5-1で快勝し、完璧なスタートを切った。ルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、チームはより良くなると自信をのぞかせた。

 ドルトムントは、2-0でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を下した今月3日のドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2019)で今季初得点を記録したイングランド代表のジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)らのゴールで5点を奪い首位に立った。

「良いプレーだったし、きょうはポゼッションで支配した。勝利に値した」と試合を振り返ったファーブル監督は、いくつかの点で改善の余地があるとし、「重要なのは日々改善すること」と続けた。

 昨季は一時2位に9ポイント差をつけながらも優勝を逃したドルトムントは、今季は再びバイエルンの牙城に挑む決意を示している。

 16日の開幕戦でバイエルンがヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)と引き分けて勝ち点2を落としたことにより士気を高めたドルトムントは、本拠地のファンの前で躍動した。

 開始1分にアウクスブルクのフローリアン・ニーダーレヒナー(Florian Niederlechner)にゴールを決められてあぜんとさせられたドルトムントだったが、その2分後に相手GKトマシュ・コウベク(Tomas Koubek)のミスを突いてパコ・アルカセル(Paco Alcacer)が同点とした。

 後半開始直後にコウベクが低いクロスへの対応を誤ってこぼれたボールを拾ったサンチョがゴールネットを揺らしたドルトムントは、その後さらにコウベクのキャッチミスから最後はマルコ・ロイス(Marco Reus)がゴールをマークした。

 さらにドルトムントはアルカセルのこの日2得点目で加点すると、最後は新加入のユリアン・ブラント(Julian Brandt)がゴールラッシュを締めくくった。(c)AFP