■移民受け入れの課題

 一方で、多数の移民を社会に受け入れることの難しさも浮き彫りになった。移民の大半は、欧米の規範を驚くほどリベラルだと考える国から来た若い独身者だった。

 ワークショップでは、女性にその気があるかどうか、どのように判断すればいいのか、その気がないときは、どう対応すればいいのかという話題も飛び出した。

 これについては、合意の上での性行為とレイプとの違いを説明する短い動画が紹介された。

 動画では、女性に紅茶を飲むか尋ね、「ええ、ぜひ」と言われたら紅茶を入れていいが、「いいえ、結構です」と言われたら紅茶は入れず、腹を立ててもいけないこと、これと同じことが性行為にも当てはまることを説明している。

 一方、特に身内が加害者だった場合、レイプや虐待を警察に通報するのが当然というわけではないと話す受講者も多かった。「私たちの祖国には、二つの法律がある。一つは国の法律、もう一つは家族、一族の法律だ」とある参加者は語った。

 メルゼブルク大学(University of Merseburg)で性科学を教えるハインツユルゲン・ボス(Heinz-Juergen Voss)教授は、「文化や習慣が違う」からこそ、こうした講座は「有益だ」と話した。(c)AFP/Mathieu FOULKES