【8月12日 AFP】男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が11日、来月に中国で行われる珠海選手権(Zhuhai Championships 2019)と中国オープン(China Open 2019)に出場することを発表した。

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 1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)では、けがによる現役引退の可能性を涙ながらに明かしていたマレーだが、今週のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)で7か月ぶりにシングルス復帰を果たす。

 股関節の手術からカムバックし、すでにアジアシリーズも見据えているマレーはフェイスブック(Facebook)で「シーズンの後半にシングルスの出場大会を増やしたいと考えている中で、9月23日から始まる新設の珠海選手権でプレーすることを発表できうれしい」と投稿した。

「いつも中国でのプレーを楽しんできたし、珠海も最高の街に違いないと思っている。マカオや香港に近く、スタジアムも素晴らしい。体験するのが待ち遠しい」

 また直後には別の投稿で中国オープン出場の意向を発表。「中国のファンにもう少し良い知らせがある。珠海大会の翌週に北京でもプレーする」「北京では良い思い出があるし、本当に面白い街だ。戻るのが待ちきれない!」とつづった。

 マレーが今月26日開幕の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)で四大大会(グランドスラム)のシングルス復帰を果たすかは決まっておらず、5セットマッチでのプレーには慎重な姿勢を示す可能性もある。(c)AFP