【8月6日 AFP】米大リーグ(MLB)のマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)は5日、前日のタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)戦で連敗を喫した後、「クロコダイルハンター」の愛称で知られた環境保護活動家のスティーブ・アーウィン(Steve Irwin)氏の死に関連させて悪ふざけのツイートをしたことについて謝罪した。

 テレビタレントとしても有名だったアーウィン氏は2006年9月4日、オーストラリア北部クイーンズランド(Queensland)州のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)で、番組の撮影中に巨大なアカエイに心臓を刺されて命を落とした。

 レイズが7-2でマーリンズを下して2連勝を飾った4日の試合後、両チームはツイッター(Twitter)上でののしり合いを展開。すると最後には、レイズの球団名の由来で、アーウィン氏を死に至らしめたエイを引き合いに出し、マーリンズは「お前たちは文字通り、スティーブ・アーウィンを終わらせた生き物だ」とツイートしていた。 

 マーリンズはコメント文で、「今回の一件を除けばクリエーティブなソーシャルメディアチームによる、遺憾なやり取りでした」「残念ながら、こうしたメディアでは時に空振りしてしまうことがあり、今回の件は明らかにミスです」と弁明した。

 さらに別のツイートでは、「やあ、みんな。彼を見て育ったみんなのように、僕らもスティーブが恋しいよ。彼の死を軽んじるまねをして申し訳ない」と改めて謝罪した。(c)AFP