【8月6日 AFP】中国政府は6日、米国がアジア太平洋地域に中距離ミサイルを配備する計画を進めれば対抗措置を取るとの見解を示し、ミサイルを配備しないよう日本・韓国・オーストラリアを名指しで警告した。

 中国外務省の傳聡(Fu Cong)軍縮局長は、米国がアジア太平洋地域に中距離ミサイルを配備すれば「中国は傍観するつもりはなく、対抗措置を取らざるを得ない」とコメント。

 また日本、韓国、オーストラリアを名指しし、「近隣諸国には慎重さを働かせ、領土内に米国が中距離ミサイルを配備することを認めないよう求める」とけん制した。(c)AFP